家庭や事務所から集められた「生ごみ」を電気や熱エネルギー、たい肥として利用する画期的なシステムです。
　生ごみをメタン発酵し、回収したメタンガスは発電やボイラーに利用します。発生させた電気は場内の施設で利用し、余剰分は電力会社に売り、発電機やボイラーからの熱はメタン発酵槽の加温、施設の冷暖房やロードヒーティングに利用します。
　受入れされた生ごみは袋のまま処理されますが、異物除去により袋は軽量物として、また金属類は重量物として取り除かれ、メタン発酵後の汚泥が良質なたい肥として農地還元されるようその品質の確保に努めています。